事業
書宗院展
昭和32年から続いている伝統ある書展で、日頃の古典臨書学習の成果を発表する場です。役員から会員まで同じ会場で出品できます。また、会津若松・高知などで移動展が開催されています。
>>2021年 第65回書宗院展
>>2019年 第63回書宗院展
>>2018年 第62回書宗院展
>>2017年 第61回書宗院展
>>2016年 第60回書宗院展
>>2015年 第59回書宗院展
>>2014年 第58回書宗院展
機関誌・書宗院報
書宗院報は本院の機関誌です。一般の競書雑誌と違います。書宗院及び理事・院友・会員の活動の紹介、本院関係者秘蔵の貴重な古碑帖や作品の掲載、学書の手引きになる解字解題や技法解説、詳しい解説と釈文の掲載など、内容は本院の主旨を反映したものとなっています。
原則として年間3冊発行し、全会員に配布しています。
院報・目次 (クリックで拡大します)
講習会
毎回一つの古碑帖課題を、筆の持ち方などの基礎から、条幅作品の仕上げまでを勉強する講習会です。原帖の解題、不明瞭文字の解字、原帖の見方のポイント、半紙、条幅の収め方などをわかりやすく説明します。
例年11月に行われ、理事・院友・会員は勿論、一般の方々も受講できます。
>>2012年 書宗院講習会
月例研究会
毎月第三日曜日に臨書から創作まで、各種課題に取り組みながら、 自ら学ぶ場として活動しています。どなたでも参加できます。
年間課題《2018年度》1月 | 書き初め(新年会) | 7月 | 爨宝子碑 |
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2月 | 晋祠銘 | 8月 | 休み |
3月 | 谷朗碑 | 9月 | 創作 |
4月 | 伊都内親王願文 | 10月 | 王慈尺牘 |
5月 | 大字麻姑仙壇記 | 11月 | 雁塔聖教序 |
6月 | 書譜 | 12月 | 山ノ上碑 |
年間課題《2017年度》
1月 | 書き初め(新年会) | 7月 | 自叙帖 |
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2月 | 史晨碑 | 8月 | 休み |
3月 | 嵯峨天皇宸筆 哭澄上人詩 |
9月 | 創作 |
4月 | 石門銘 | 10月 | 多賀城碑 |
5月 | 蘭亭序 | 11月 | 祭姪文稿 |
6月 | 石鼓文 | 12月 | 木簡 |
年間課題《2016年度》
1月 | 書き初め(新年会) | 7月 | 塼文 |
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2月 | 薦季直表 | 8月 | 休み |
3月 | 開通褒斜道刻石 | 9月 | 創作 |
4月 | 集王聖教序 | 10月 | 忠義堂帖 |
5月 | 建中告身帖 | 11月 | 散氏盤 |
6月 | 王羲之尺牘(初月帖・孔侍中帖) | 12月 | 張玄墓誌銘(忘年会) |
年間課題《2015年度》
1月 | 書き初め | 7月 | 漢刻石(魯孝王刻石他) |
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2月 | 十七帖 | 8月 | 休み |
3月 | 三老諱字忌日記 | 9月 | 創作 |
4月 | 灌頂記 | 10月 | 枯樹賦 |
5月 | 鄭羲下碑 | 11月 | 竹山聨句 |
6月 | 唐・太宗尺牘 | 12月 | 殷・金文(忘年会) |
年間課題《2014年度》
1月 | 書き初め | 7月 | 王献之尺牘 |
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2月 | 哀冊 | 8月 | 休み |
3月 | 礼器碑 | 9月 | 創作 |
4月 | 争坐位稿 | 10月 | 権量銘 |
5月 | 孟法師碑 | 11月 | 張猛龍碑 |
6月 | 風信帖 | 12月 | 多胡碑 |
年間課題《2013年度》
1月 | 書き初め | 7月 | 王献之尺牘 |
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2月 | 裴将軍詩 | 8月 | 休み |
3月 | 大盂鼎 | 9月 | 創作 |
4月 | 蘭亭序 | 10月 | 高貞碑 |
5月 | 論経書詩 | 11月 | 張遷碑 |
6月 | 莱子侯刻石 | 12月 | 瓦当文 |
年間課題《2012年度》
1月 | 書き初め | 7月 | 温泉銘 |
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2月 | 智永宝墨軒千字文 | 8月 | 休み |
3月 | 周・金文 | 9月 | 創作 |
4月 | 李嶠詩 | 10月 | 王羲之尺牘 |
5月 | 牛橛造像記 | 11月 | 曹全碑 |
6月 | 郙閣頌 | 12月 | 甲骨文 |
- 年会費
- 2,000円(研究会報購読料金)
- 例会費
- 毎回1,000円(含紙代)
- 用具
- 紙を除いた条幅揮毫用具、課題法帖。
- 実施日
- 毎月第三日曜日、14時から19時まで(入退室自由)
- 会場
- 書宗院事務所
東京都台東区浅草橋3-17-7
第二北川ビル201
報恩忌
梅林で有名な埼玉の越生町に龍穏寺というお寺がある。この寺は太田道灌公の菩提寺で開山から六十世余り、寺格十万石であったという。関東三大名刹の筆頭に上げられる格式の高い寺である。この寺の東端に昭和45年5月に翠邦は書院を持つことになった。所沢の寺から譲り受けた建物を私費を投じ移築したものである。自らの養生の場とすると共に、志ある人々の錬成道場として開放した。書宗院会員の交流の場として、また講習会合宿等にも盛んに利用されてきた。書院が完成した夏場より、山人魚目と款する様になった。境内には翠邦の揮毫した書碑が散在する。
毎年4月第二日曜日は観桜会を兼ねて、「報恩忌・筆供養」が恒例の行事となっている。